「お金を出してもやりたいもの」と「頼まれてもやりたくないもの」の違いは?
あなたは
子供のやる気を引き出すために
どんな事をしますか?
世の中不思議ですよね?
スポーツやゲームのようにお金を払ってもやりたいことがあるのに、
どれだけ有益だと分かっていても
どれだけお金がもらえるとしても
やらないと怒られると分かっていても
「やりたくない」ことがあります。
その違いは、なんだと思いますか?
それは、「内容」ではないんです。
あなたの対応次第で
どんなことも、
「やりたいこと」
に変える方法があるとしたらそれを知りたいですか??
人は自分の意思で動きたい生き物
例えば、あなた自身も、
「勉強しなさい!」
と周りの人に言われ、
更にやる気がなくなった、
または、
せっかっく「自発的に」勉強をしようと思っていた瞬間に
「勉強しなさい!」と言われようものなら、
「一生勉強なんてするもんか!!」
と思ったのではないでしょうか?
人は、自分の意思で動きたい生き物です。
特に、自我が芽生えてばかりの子供は、
なんでも自分で挑戦してみたい意欲に溢れています。
そして、この時期にどれだけ多くの試行錯誤の経験を積んだかは
将来の可能性に大きな影響を与えます。
タイミングと条件が揃えば、
子供は、いえ人間は、必ず行動に移します。
大人がやるべきことは、
「指示」ではなく
子供がやりたくなる「環境」を
整えることです。
人は褒められたい生き物
例えば、コンビニやデパートのトイレ
「汚さないでください。」
と書くよりも
「いつも綺麗に使って頂きありがとうございます。」
と書いてあった方が、トイレが綺麗に使われる率が
ダントツに高いそうです。
会社や学校でもそうです。
「ちゃんとやれ!」
「そうじゃないでしょ!」
「ミスが20%もある!」
と、間違いやできない部分を責めるより、
「今日はここまでやったんだね」
「これはよくできているね」
「80%は完璧だね」
と、できた部分を褒める方が、
自主的に正しい方向へ
動くようになります。
怒られると
怒られないことが目標になるので、
自分で考えて創意工夫をすることはなくなるし、
できるだけ目を盗んでサボろうとするようになります。
一方、褒められることが分かっていると
より良い結果を出そうと自分から
試行錯誤するようになります。
やる気を出すために必要なものとは?
スポーツやゲームのようにお金を払ってでもやりたくなるものには、
しっかりと上記の特徴が含まれています。
1:やる気が湧く
(自分でやりたいと思ったものである)
2:目標がはっきりしていて、進歩の度合いが明確
(できたことがしっかりと点数に現れ、どんどん加算されていく)
どんなスポーツも
どんどん点数が加算されていき、
最終的に点数が多い方が勝ちですよね?
どんなゲームも
クリアするごとにわかりやすいご褒美がありますよね?
ゴールが明確で
やっていることがプラスに加算されていくことが
わかりやすい状態になっていると
人はやる気になります。
これを実際、子供にやらせたいことに応用することで
どんなこともで
宿題でも、お手伝いでも、習い事でも、
「やりたいこと」に変わり
子供自からが、より良くするために創意工夫するようになります。
失敗やできなかったことではなく
「できたこと」をどんどん加点形式で追加していきます。
この時にポイントとなるのは
できるだけ目標を小さく区切り、
挫折感を与えないようにすることです。
できなかったことは気にしません。
できたことだけを評価するのです。
スポーツもそうですよね。
負けるとも、思うように行かない日もあります。
でも、
今日負けたら、次の日は勝ちに行きますよね?
勝率をあげて行けばいいだけです。
また、
「自分から」やり始めたと思うように
最初の誘導も重要になってきます。
一番いい方法は
スポーツのようにわかりやすいスコアボードを作成し、
親子で共有することです。
ポイントカードやゲームと一緒で、
達成が目に見えると楽しいものです。
愛& 感謝!
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