少年非行で裁判沙汰になる子供の家庭に100%共通すること
長年裁判所で、児童の裁判に関わっている方が
とても興味深いをことをおっしゃっていました。
100%
つまり全く例外がないということです。
誇張でもなんでもなく、
だと断言していました。
あなたもついやってしまっていませんか?
「裁判沙汰になる子供に100%共通すること」
さて、それはいったい何だと思いますか?
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答えは、
「親が口を出しすぎる」
だそうです。
ちょっと驚きますが、そのあとの解説を聞いていくと納得できます。
・子供が何か意見を言おうとしても、
親がいつも横から先に言ってしまう。
・子供が自分の意志で何かしようと思っても
親が予定を組み、その通りにやらせようとする。
これによりどうなるか?
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子供が自分で何かを表現することを親が奪ってしまうことによって、
子供の心はものすごく大きなストレスにさらされます。
しかも、そのストレスから逃れることが困難な状態が長時間続きます。
(だって親は良かれと思ってやっていますからね)
そのうち子供は思考停止(考えることができなくなる)になって、
鬱に近い状態になるか、
どこかに発散の場所を求めることになります。
未熟で社会経験も十分にないため、
善悪の判断も上手にできません。
行動範囲も選択肢も狭い中で、
ストレスを解消するために行った行動が結果が、
他人に迷惑をかけ、裁判沙汰となったとしても決して不思議ではありません。
医学的に考えてみても、長い時間の回避困難なストレスが与えられると、
脳内でのストレス反応では制御しきれなくなり、
一部の脳内物質が過剰に反応した状態が起こり、
キレたり、何らかの問題行動や異常行動が起こりえるのは、
ある意味自然なことです。
未熟な子供の脳であれば、尚更です。
もちろん親がうるさいからと言って100%子供が裁判沙汰になる訳ではありませんが、
裁判沙汰になる子供の100%にこのような家庭の事情があるという事実は、
医学的な観点からもとっても興味深く注目すべきことだと思います。
子供が言うことを聞かない時にまずやるべきこと
子供が言うことを聞かない、
そう思う時、
120%あなたは子供の言うことを聞いていません。
言葉で理解されない、
行き場のない感情を表現する手段が
非行や望ましくない行動として現れます。
まずは、あなたが子供の意見や気持ちを聞いてください。
聞くことがいつも問題解決の
スタートになります。
相手に集中し敬意を持って最後まで聞く
他のことを考えていたり、
次に何を言おうかなど
と考えながらではなく、
相手にきちんと向き合い敬意を示します。
・何を
・何故
・どのように
伝えようとしているのか聞き取る姿勢を持つようにしましょう。
感情と言葉を切り離すことはできません。
行間、表情などから
気持ち、つまり
その言葉を伝えようとしている背景に
あるものを汲み取る意識を持って聞きましょう。
相手がまだ話し終わっていないのに
話を遮ったり、反論したりすると、
相手のメッセージは絶対に理解できません。
途中で遮ることにより、
話し手の思考の流れがストップし、
伝えようとしていた重要なメッセージから
脱線してしまうこともあります。
質問や感想する場合も、
話を最後まで聞いてからにしましょう。
適切な質問をして、内容を確認する
話し手が話し終わったら、
分かりにくかった点や、
更に説明して欲しい点などについて、
的確な質問をしましょう。
相手が伝えたかった内容を
きちんと理解したかどうかを確かめるために、
自分の言葉で繰返し、相手に確認を求めます。
これにより、相手が
・聞いてもらった。
・受け入れてもらった。
と感じることができますし、
内容が正確に伝わっているのか
判断することができるので補足や訂正もできます。
つまり、
ミスコミュニケーションを減らすことができます。
この時に、
できるだけ同意点を探すようにすることも重要です。
一見意見が違うようで
表現方法が違うだけで実は同じ、
そのようなことはよくあります。
人は、自分が賛成できない話を聞くと、
相手の話を聞くのを止めて
反論方法を頭の中で探してしまう、
という傾向があるので、
偏見を持たずに、
・最後まで聞く。
・受け入れて理解しようとする。
・同意点を探す。
この姿勢はとても重要です。
完全に理解するまで自分の意見は言わない
自分の意見をいうのは、上記のステップを踏んで
話の内容を完全に理解してからにしましょう。
相手の話が全て終わって、
質問に対する答えも返ってきたら、
聞き漏らしたことはないか
どうか確認しましょう。
ひと呼吸おいて
話をしてくれた相手への感謝と敬意を
まず伝えてから、
自分の意見を言うようにしましょう。
まとめ
脳について知ることで、子供の可能性を高めることができる
脳は人間の生命維持だけでなく、運動もこころの動きも、
あらゆる可能性をコントロールする人間の総司令官です。
子供の柔軟な脳は、
水を吸い込むスポンジのように多くを学び吸収していきます。
子供たちの可能性を引き出すことも、
殺すこともできてしまう教育のあり方を考えるときに
脳の仕組みを知っていることは大きなアドバンテージになります。
また、脳の機能に基づき学ぶことで、子供教育だけでなく、
社員教育や社員のパフォーマンスの向上、
認知症の予防などにも絶大な効果を発揮します。
愛& 感謝!
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