ADHD、ADD はこれからの時代のアドバンテージ?

ADHD、ADDはこれからの時代に有利?

とても面白い記事を見つけたので、シェアしたいと思います。
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最近、ADHD、ADDなどの発達障害の話題が多くあります。

でも世界的に大きな功績を残している人には
過去にADHD、ADDと診断されたこともある人が多いのも事実。

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・世界的大企業アップル・コンピュータの創始者スティーブ・ジョブズ
・マイクロソフト社の社長でWindowsの開発者であるビル・ゲイツ
・史上最高の水泳選手として知られているマイケル・フェルプス
・世界最強国アメリカの歴代最も人気の第35代大統領「ジョン・F・ケネディ」
・誰も思いつきすらしなかった薩長同盟をまとめた幕末の偉人「坂本龍馬」
・世紀の大天才「アルバート・アインシュタイン」
・発明王「トーマス・エジソン」
・2000年代のアメリカを代表する歌姫「ブリトニー・スピアーズ」
・スーパーセレブ「パリス・ヒルトン」
・経済評論家(兼公認会計士)としてマルチに活躍「勝間和代」
・徹子の部屋でおなじみの「黒柳徹子」

ADHD、ADDであることを
実際に公開していない人も
自覚することを避けいる人もまだ多いので、
実在数はもっと多いとも考えられます。

なぜADHD、ADDは、
これからの時代に有利なのか、
参考記事の解説をしてみたいと思います。

ADHD、ADDに関する基本情報

そもそもADHD、ADDとは何かを最初に説明しておきます。

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Attention Deficit Hyperactivity Disorder

その頭文字をとってADHD

日本語では

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注意欠陥多動性障害

と訳されます。

実際に全人口の5%がADHDですが、
そのうちの90%が自分がADHDだという
自覚がありません。
(その事実を知らない、
または認めない。)

ちなみに
ADDとADHDが本文章には
登場しますが、
ADDとADHDの違いは
H=Hyperactivity
があるかないかの違いです。

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ADD
Attention Deficit Disorder
注意欠如障害

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ADHD
Attention Deficit Hyperactivity Disorder
注意欠如多動性障害

ただ明確な区別は事実上難しいので
ここではほぼ同じ意味と
考えてください。

 

ADHD、ADDとハイテク世界の共通点

ADHD、ADDが

これからの時代のアドバンテージである

と考える前提として、
現在そしてこれからがハイテク時代である
と言うことがポイントです。

そして、この記事を書いた人は、
2003年からADHD、ADDを持つ大人のコーチングをしていて
180ページ以上のADHD、ADDコンテンツをもつブログ、
他にも400ページ以上ある2つのブログを運営しています。

また、1985年から(相当大きかった時代)
Macのコンピュータを使っていて、
ネットで使った時間は数万時間。

つまり、かなり

ADHD、ADDとIT分野に精通している人

が書いた文章だと言うことなので
内容も信頼できます。

そんな彼の経験の中で
ADHD、ADDとハイテク環境には
たくさんの共通点があると言います。

ハイテク産業で働く人の多くは普通の人よりも
ADHD、ADDの人が多いのは、
その性質がとてもよく似ているからなのではないか
と言うのです。

記事の中で、著者は、

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ADHD、ADD=「退屈に対するアレルギー」

と表現しています。

つまり、何か熱中できることがあれば
ADHD、ADDが問題になることはありません。

実際に、ハイテク環境があれば、
彼らが退屈することはほとんどありません。

つまり、メリットこそあれ、
問題になりにくいというわけです。

ハイテク産業では、
状況が絶え間なく変化していきます。

人間は元々変化を好まない生き物ですので、
一般の人たちにとっては、
この状況はストレスや悩みのためになりがちです。

でも、ADHD、ADDの人にとっては
刺激的でワクワクするものになるのです。
変化によりドーパミンが発生します。

この件に関して特別の統計データはないのですが、
同じADHDの他の研究者たちも
同意見であったということです。

ADHD、ADDに対する認識を変えるためにはそのメリットを知ることが一番

世の中には、
ADHD、ADDの人と上手く接することが
できない人が多くいます。

だから社会問題になります。

その原因として大きいのは、
メディアはADHD、ADDの問題点ばかり報じることにあり、
ADHD、ADDの強みを理解している人は
ほとんどいないからです。

ADHD、ADDに問題があるというより、
社会の無知によりADHD、ADDの
正しい理解が困難なことが問題で、

これにより、当事者や親も、
ADHD、ADDの診断を素直に受け入れることができません。

ハイテク業界でADHD、ADDが有利であることを
社会が理解することにより、

社会はADHD、ADDの強みを有効に活用すること

ができるようになります。

また、当事者もADHD、ADDと診断されること、
適切な治療などを受けることを
隠す必要がなくなります。

医学的にも、心理学的にも、
ADHD、ADDは遺伝による神経生物学的状態に過ぎず、
それ自体が問題なのではなく、
向き合い方の方が問題になります。

また、ADHD、ADDとIQが関連している
(ADHD、ADDの人はIQが低い)
という考えも間違いです。

実際著者自身もADHDですが、
the Dean’s Honours listを作り、
博士号もいくつか持っています。

更に、高知能集団MENSAはにも
ADDに特化したグループがあり、
現在メンバーは600人を超えています。

ADHD、ADDは、
脳の配線の違いが引き起こすもので、
それは特定のフィールド
(ハイテク、マーケティング、アーティスト、メディア、起業家)
では非常に優位になることを
歴史が証明しています。

ADHD、ADDが今の時代に有利になる10の理由

それでは、
具体的な10の理由のリストについて
解説していきます。

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1. 超人的な集中力

興味が持てるタスクに完全にのめり込み
集中することができます。
周りがどうかなんて全く関係無くなります。

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2. 超人的な情報処理能力

超人的なスピードで情報の処理ができます。
他の人では数時間かかるような仕事も
コンピューターを使って
30分もあれば処理できてしまいます。

なので、古いパソコンでは
自分の処理能力が上になるので、
イライラすることになるでしょう.....

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3. マルチタスクが自由自在

複数のアプリを同時に難なく操作、切替できます。
複数のプロジェクトも難なく同時進行できます。

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4. エネルギーレベルが高い

興味さえあれば
(これ重要!単調な反復作業ではなく、創造的で起業家的なタスクが大好き!)
ずっとプロジェクトに関わっていられます。
1日14時間なんて普通、アドレナリン大好きです^^

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5. 優れた創造性

常識にとらわれない自由な発想が可能。
これは彼らにとっては普通のことですが、
一般的な人には大金を積んで学んでも
習得できない可能性のあるスキルです。

世の中ではこれを、注意散漫と
表現する場合もありますが、
より多くのことに視点が瞬時に同時に届くため、
普通の人より多くの角度から問題点を捉えることができます。

アイディアマンが必要なら、
ADHDを探すのが賢明です。

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6. 学習が速い

興味のあるものなら(繰り返しますが、これ重要!!)
彼らは、常に退屈しているので、
興味があるものなら、瞬時に習得します。
一方、反復する単純作業は全くできません。

情報処理能力+創造性+集中力=学習速度が速い

この方程式に
疑問をもつ人はいないでしょう。

Dr. Ed Hallowellは自身もADHDで、
注意散漫からの解放手段について論文を書くなど
人生の多くの時間をADDに費やしましたが、
ある日、ハーバード大学で精神医学を教えるのを辞めました。

ADDでない人の脳では学ぶのが遅すぎて時間がかかりすぎるから、
だそうです。
彼らがADHDの生徒に追いつくのを待つことに
疲れてしまったのだそうです....

ハーバード大学の医学を志す学生より
速い学習速度.....

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7. 刺激を追求する

インターネット上の刺激的な世界は
彼らにとても魅力的です。

新しい、刺激的な情報を追い求めるのは
今の時代、基本的に良いことです。
例外もありますが....

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8. 環境を常に広く見渡せる

他の人が見逃しがちな情報やリソースに
気がつくことができます。

そのため、
発生する可能性のある問題を未然に気がついたり、
他の人には見えないチャンスが見えたりします。

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9. 危機に強い

変更や混乱する状況でこそ、
ワクワクし本領を発揮します。

混乱を難なく解決するだけでなく、
必要であれば
混乱も作り出せます。

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10. リスクが取れる

衝動性とはリスクを取ることを恐れず、
すぐに行動をすることです。

慎重に分析ばかりするのではなく、
今あるチャンスを逃さないように
即、行動します。

起業家にはADDが多いのは
有名な話ですよね?

Kinko’sを設立したPaul Orfalea氏、
JetBlueの創業者でCEOのDavid Neeleman氏も
ADDの創造性を発揮した好例で、
彼らは億万長者です。

成功した理由はリスクをとって
行動したことにあります。

まとめ

ADHDにはもっとたくさんの優れた点があります。
実際この著者は151個をリスト化しています。

もちろんADHDには短所も適応が難しい問題もあります。

でもそれは誰でもそうですよね?
誰にでも
得意、不得意があります。

大切なのは理解して
接し方を変えること。

得意分野が活かせる環境を
用意すること。

個性を活かしてよい時代になったのだから。

愛& 感謝!

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